今ならわかる「トリノメ」ということ【マイストーリー4】

【トリノメ手帳2017】

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私のこれまでの事を書いています。

前回まではコチラ
マイストーリー1
マイストーリー2
マイストーリー3


「あ~~~、私、建築デザインには向いてないわ・・」

 

大学3年のある日。
デザイン設計実習の授業の後
しみじみ味わった気持ちです。

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設計の課題になるのは、主に美術館や
コミュニティ施設などの公共施設が
多くて。

 

もともと家にコンプレックスがあって、
人が暮らす快適な家を作ることを
イメージしていた私にとって、

 

どんなに他の建築物を見ても、
他の学生が設計してくるような
デザインは全く思い浮かばず。

 

どうしようもないガッカリ感を
味わいながら、毎回必死で絞り出して
提出前日に学校で徹夜をして何とか乗り越える・・

という事を繰り返していました。

 

 

徹夜明けの朝5時ごろ。

製図室の外の開放廊下に出て、
ヒンヤリした手すりにもたれて、ボーっとしていると、
東側の山から朝日が差し込みました。

 

「あー・・・、この位の時間になると、
太陽が昇ってくるんだなあ・・・・。」

 

一緒に徹夜した他の学生も出てきて、
彼らがタバコを吸う横で、私は缶コーヒー。
(タバコが苦手なので・・・)

 

疲れ切ってて、話もほとんどしませんが、
みんなが戦友に思えました(笑)

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いつもいつも、こんな感じ。
だから
「デザインは私には向いていないんだ」
という結論を自分の中で勝手に出して、
デザイン設計から逃げるように
構造計算を選んだんです。

 

今ならわかります。

「向いていない」と言えるほどの
努力もしていなかったこと。

 

人の動きに合わせたプランや、
動きを意図的に作るプランの大切さ。

 

歴史的な背景を知ることで、
建築の本質を知っていくことの重要性。

 

見るべきなのは「課題の良し悪し」じゃなくて、
それを生み出すまでに、
■ どんなことをどれだけ考えたか
■ どんな想いをそこに込めたのか
■ 生み出すその過程をどれだけ体感したか。

 

そういうことだったんじゃないかなと。
そういう高い視点での物の見方を
育てることが、本当は一番大切
だったんじゃないかなと。

 

今なら思います。

 

そもそも、
人が心地よく暮らす場所を作るのは、
何も建築というハード面だけでなく、
例えば、掃除・お片づけ・インテリア。
そういうアプローチの仕方もあったんですよね。

 

どんな目的のために
何を目指して
進もうとしているのか?

 

ゴールを明確にしていたら、
方法はいくらでもあります。

 

建築士でなくても、
掃除やお片づけのプロも
人が安らげる居場所が作れます。

 

でも、当時はそういう視野の広さもなかったし、
多方面から物事を見る事なんて考えもつきませんでした。

 

だからしみじみ思うんです。
一方向からだけじゃなく色々な方向から見て、
いろんな方法を探すことが本当に大切だって。

 

そのために、
今よりも高い視点・考え方で
物事を見渡すこと
=鳥の瞳のような目線
トリノメ
が本当に大切だって。

 

それは、この時に限った話ではなく
今もそうなんですよね。

 

そして、構造計算を専攻した私は
紆余曲折を経た後に設計事務所に
入社します。

続きます。
(マイストーリーは毎週水曜日に更新します)

【マイストーリー3】大学でもらった「タテエツ」という名前

 

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    • にったん
    • 2016年 11月30日

    いつも楽しくブログ拝見させていただいています。
    色んな想いがつまったネーミングだったのですね。

    最近、ネットで「暮らしの基本」を見るのが日課に
    なっているのですが、タテエツさんのブログを拝見
    するのも日課になりつつあります。

    • いつもコメントありがとうございます(*^^*)
      そうなんです。

      振り返れば、一つ一つが大切で
      かけがえがない宝物だなあって
      しみじみ思います。

      「暮らしの基本」って初めて知りました!
      私も見てみますね(*^^*)

プロフィール


1級建築士・構造設計一級建築士。
トリノメ工房 手帳職人。

構造設計を15年間経験し、その間に自分で手帳を作り始める。

現在は、夫と設計事務所を運営しながら、オリジナルのトリノメ手帳を製作しています。

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